認定精神保健福祉士・公認心理師・健康管理士統括指導員として
心と身体の支援をしています
ストレスチェック制度にも対応
福岡市を中心に全国に出張いたします。(zoomなどでのオンライン対応もさせていただいています)
【例の件への私の思い】
「ChatGPTへの相談」をきっかけとした家庭内トラブルの報道について、いろいろと考えさせられています。
報道では「ChatGPTに相談した」という部分が大きく取り上げられていますが、私はそこだけを切り取って語るべきではないと思っていて。
実際、AIに心を救われている人は多く存在するんです。
誰にも言えないことを深夜に打ち明けたり、気持ちを整理したり、「まず話してみる」という最初の一歩を支えてもらっている人たちは少なくないと感じています。
私自身も、その力を感じている一人でもあります。
今回の件で、私は娘さんやChatGPTそのものを責める気持ちにはなれませんでした。むしろ、娘さんが深く傷ついているのではないかととても気になっています。
「なぜ最初の相談先がAIだったのか」を、私たち相談支援に関わる側が改めて考える必要があるのではないでしょうか。
人に相談することは、とても勇気がいるんです。
「大げさだと思われるかもしれない」
「家族を壊したいわけじゃない」
「でも苦しい」
「誰かに聞いてほしい」
そんな揺れる気持ちを抱えながら、相談窓口へたどり着くまでに長い時間を要する人もいます。
安全確保は大切です。虐待や暴力を決して擁護していませんし、軽く扱ってはいけないです。
その一方で、相談者の思い、家族関係、その後の人生、情報公開のあり方など、丁寧に扱われるべきものがあり、それらも軽んじてはいけないということを、今回の件であらためて考えました。
今回の件を通して、AIの是非だけを議論するのではなく「人に相談するハードルを、私たちはどれだけ下げられているだろうか」を、相談支援に関わる側が改めて考える必要があるのではないかなと。
AI時代だからこそ、人だからこそ出来る支援、安心して話せる関わり、「話してよかった」と思える居場所を、これからも大切にしていきたいと思いました。